頚椎ヘルニア・頚椎症(頚椎症性神経根症)治りにくい人、治りやすい人の違い

大阪府守口市河原町10-15 テルプラザ2F-215
総合整体サロン ブリス
著者
院長 竹谷茂隆
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頚椎ヘルニア・頚椎症(頚椎症性神経根症)治りにくい人、治りやすい人の違い

まず最初にお伝えしたいのが、「痛みが強くてたまらない」という、一見重症に見える方でも、治りにくさには関係ないと言うことです。
 

いま痛みが強くて、苦しみながら読んでいただいている人もいるかもしれません。そのような場合、みんな不安になるんですよね。

「この痛みはいつまで続くんやろう?」

「家族や職場に迷惑かけるな」

「どうやったらこの痛みはなくなるんやろう?」

「やっぱり手術せなあかんのかな?」

みたいな感じだと思います。
 

そのような場合に一番必要な処置は、先ずは病院にいくことです。そんなもう行ったわ!と言う方は、ちょっと待ってくださいね。もしまだ行ってないならば、出来る限り早く行ってください。

よくあるのが、以前の頚椎ヘルニア・頚椎症の再発だろうから、行っても仕方ない、と思っているかたもいるかもしれません。でもやっぱり病院に行って、医師の診察と診断を受け、適切な薬を服用することはとても大事ですし、早く痛みから逃れることの第一歩です。
 

話を戻しますが、当院に来院した場合に治りやすい人は、症状の発生から出来る限り早く来院した人です。例えば、1ヶ月以内とか。この場合、痛みが滅茶苦茶強くても関係ありません。

逆に治り難い人は、来院前に既に慢性状態になっている人。慢性とは、症状の発生から3ヶ月以上経っている人です。この場合、強い痛みで1ヶ月以内に来院した人の方が治りが早いです。
 

他にも、指の痺れが強い人は、完全に消えない場合があります。あと、厄介なのが肩の痛みがある人と力が入りにくい人です。肩の痛みとは、手を上げようとすると痛みを感じて上げれない人です。この場合、とても時間が掛かる事が多く、場合により1年近く掛かることがあります。
 

一番問題となるのは、力が入りにくい人は、神経に麻痺が生じていることがあります。例えば、お箸が上手く使えない、コップが持てない、ペットボトルが持てないなどです。このような場合、とても治り難く、時間が必要です。この場合に大事なのが、その状態を担当医にしっかりと伝えることです。そして、必要な場合には手術が出来る病院を紹介してもらえるようにしておくことです。そしてその上で、整体などを受けることです。

当院でも、患者さんの現在の状態から予後を想像し、患者さんの希望する治療方法の選択の情報を出来る限り提供し、手術を検討しながら進めて行くのか、手術はしないと言う方向で進めて行くのか、を時折り確認しながら行っています。
 

ということでまとめさせていただきますと、痛みの強さは治りやすさには関係ありません。痛みが強くても、早めに来院していただければ、早い改善が目指せます。痛みは弱くても、慢性の方は治り難いです。痺れが強い人は、残ることがあります。肩が痛くて手を上げれない人は時間が掛かる事が多いです。腕に力が入らないひとも治り難く、手術も検討しながら進めて行く必要があります。
 

これらを掛け合わせて、しびれや力が入りにくい状態が既に慢性になっている人は、状態によっては改善自体がかなり厳しい場合もあります。

これらから、とにかく大事なのは、早めの治療です。その大事さをお伝えしている動画があり、概要ランに貼っておきますので、そちらも併せてごらんください。 
 


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