頸椎ヘルニア・頸椎症
2022年03月7日

著者
頭痛ゴッドセラピスト協会 代表
総合整体サロン ブリス 院長
大阪府守口市河原町10-15 テルプラザ2F-215
竹谷茂隆
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頚椎ヘルニア・頚椎症にネックストレッチャーはどうよ?

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ネックストレッチャーとは、首に巻いてシュポシュポ空気を入れて、首を伸ばす器具です。
これは、整形外科のリハビリで首のけん引を行うことがありますが、それを自宅で気軽に出来るように開発されてものと思われます。
首のけん引について私自身の考えについては、別動画でお話しさせていただいていますので、是非併せてご覧下さい。
私自身の私見ではありますが、必要ないかと思います。ただ、ネックストレッチャーを使って楽になる人もいるはずなんですね。
これは決して頚椎ヘルニアや頚椎症だけの人だけのものではなく、首こりや肩こりに人にも利用出来るものです。それによって、楽になる人もいますので、全てを否定するのは間違いだと考えています。
ただ、頚椎ヘルニアや頚椎症の人に限って言えば、程度差にもよると思います。滅茶苦茶きつい人と軽い人でも違いがあると思います。
頚椎ヘルニアや頚椎症の人が、ネックストレッチャーを使って良くなる人は少ないと思います。もちろん、中には良くなる人もいるでしょう。
千円~二千円でよくなれば、良いことですよね。かと言って、一万円ぐらいの商品を購入して、効果が無ければ無駄になりますよね。その点は、気を付けて買っていただいた方が良いと思います。
ということで、一言で言えば、あまりおお薦めはしていません。
私は、一度大きなショックを受けたことがあります。それは、私自身が頚椎ヘルニア、頚椎症を経験していますので、あるカイロプラクティック院に行った時のお話しです。
するとその先生からネックストレッチャーを薦められました。「これやって楽になった人おるから、あなたもやってみたら?」と。
その時にの私は、正直、愕然としました。なぜだか分かりますか?
私は、そういったもので治したいのではなく、カイロプラクティックで治して欲しいから、そこに行ったんですよね。
にも拘わらず、そこの行ったら、ネックストレッチャーを薦められて、ビックリしました。
実際、当院では一切お薦めはしていません。実際に、それで良くなるなら、当院に来る必要が無いですよね。ですので、否定はしませんが、それで効果があるかどうかは不明です。軽度の人ならば、可能性あるかもしれません。
当院に来院されている人に聞かれた場合には、購入はお薦めしていません。実際に、それで効果があるならば、わざわざ当院に来院する必要も無いですから。逆に、当院で行う施術の妨げになる可能性もあります。
繰り返しになりますが、ネックストレッチャーを全否定するわけではありません。軽度ならやってみても良いかもしれません。しかしながら、痛みが強い場合には病院に行かれることをお薦めします。
まとめ。
頚椎ヘルニアや頸椎症の人にはお薦めしません。
首こりや肩こりの人には、試しても良いかもしれません。
ユーチューブ動画は、こちら
頚椎ヘルニア・頚椎症にネックストレッチャーはどうよ?

頸椎ヘルニア・頸椎症
2022年02月19日

著者
頭痛ゴッドセラピスト協会 代表
総合整体サロン ブリス 院長
大阪府守口市河原町10-15 テルプラザ2F-215
竹谷茂隆
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頚椎ヘルニア・頚椎症(頚椎症性神経根症)にネックカラー(頚椎カラー、首のサポーター)は着けた方が良い?

ネックカラーの例(これをお薦めしているわけではありません):アルファックス お医者さんの首サポーター Fit(フィット)
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ネックカラー、頚椎カラー、首のサポーターと言い方は色々ありますが、以下、ネックカラーと呼ばせてもらいます。
結論から書かせてもらうと、
・もし、いま持っていないなら、わざわざ買わなくても良いと思います。
・もし、病院で処方されているならば、そのまま医師の指示に従ってください。
場合によっては、寝るときも付けて寝るように指示されることもあるようです。
先日、来院されたかたで、医師から寝る時にも着けるように言われたそうです。
しかしながら、その人には着けずに寝るようにお願いしました。
結果どうなったか?
「痛くて寝れないので、着けている方がまだマシやった」と言われていたので、「外して、このような寝かたをしてください」とお願いすると、「楽に寝れるようになりました」となりました。
「このうような寝かた」は、各個人によって変わりますので、詳しく書けないことはご了承ください。
ところで、そもそもネックカラーの役割とはどのようなことでしょうか?
それは、一番の目的は、『首を動かさないように固定すること』です。
そうすることによる利点としては、頚椎ヘルニア・頚椎症のかたが、つい上を向いたときに「イタ!」となるのですが、ネックカラーで首を固定することにより、それを防ぐことができます。
では、ネックカラーを着けた方が良い人はどのような人でしょうか?
仕事上、パソコン仕事で辛い方や上を向いて仕事をされる方は、ネックカラーをすることにより、首の動きを制限してくれるので痛みを抑える効果はあります。

もし買うにしても、決して高価なものは必要ないと思います。目的は、あくまでも首の動きを制限するためです。
首の手術後に着けるような、首を全く動かないようにするようなものならやり過ぎかと思います。首の動きを制限し、仕事にもあまり負担が掛からないようなものが良いでしょう。
ですので、日常でそこまで必要ないと感じる場合には、わざわざ購入する必要も無いかと思います。
まとめると、もし整形外科など、医師から処方されている場合は、医師の指示に従ってください。
もしお持ちでないならば、わざわざ買う必要もないと思います。ただし、仕事上、下を向いていたり、上を向いていたりする場合には、試されても良いと思います。寝る時には、使用を避けた方が良いでしょう。
最後ですが、痛みが無くなった場合には、使用は避けた方が良いです。ネックカラーは、筋肉をサポートしています。ですので、使用を続けていると、自身の筋肉が弱くなっていきます。これは、腰のサポーターや他のサポーターでも言える事です。
ユーチューブ動画は、こちら
頚椎ヘルニア・頚椎症にネックカラー(頚椎カラー、首のサポーター)は付けた方が良い?

頸椎ヘルニア・頸椎症
2022年01月11日
著者
頭痛ゴッドセラピスト協会 代表
総合整体サロン ブリス 院長
大阪府守口市河原町10-15 テルプラザ2F-215
竹谷茂隆
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【超重要】頚椎ヘルニア、頚椎症(頚椎症性神経根症) 慢性の痺れ・麻痺は治り難いです。早めの治療が重要。
頚椎ヘルニア、頚椎症(頚椎症性神経根症)が原因の慢性の痺れ・麻痺は治り難いです。
とても大事なお話しですので、先ずは免責させてください。これから書く事は、私自身の持論であり、全てが正しい訳ではありません。この点は予めご了承の上、ご拝読ください。

痺れや麻痺は、神経が圧迫されているので症状として現れます。頚椎ヘルニア、頚椎症は、神経が圧迫されて出る症状です。
頚椎ヘルニアならば、椎間板が飛び出し、頚椎症は骨の変形が神経を圧迫して症状が出ます。それが原因で、痛み、しびれ、まひという症状として出て来ます。それが慢性になればなるほど、治り難くなります。慢性の定義ですが、一般的には3ヶ月以上とされています。
例ですが、人差し指がペンチで締め付けられているとします。すぐ離したとすると、「あ~、痛かった~!」で、しばらくすると痛みは治まります。例え、その力が強く、内出血したとしても、1週間もすれば痛みはほぼ無くなるでしょう。
これが、もし3ヶ月間締め付けられている状態だとします。強さは、先ほどの例と同じとします。その状がを3ヶ月間続いたとします。恐らく、先の細胞は死ぬこともあります。血管も潰れ、神経も死んでしまいます。その状態で、3か月後にペンチを離した場合、直ぐに治るでしょうか?1ヶ月経ったら、治っているでしょうか?流石に難しいのを分かっていただけるでしょう。

私にしろ、手術にしろ、出来る事は、神経が圧迫している状態を解放してあげることです。先の例で言うと、ペンチを離してあげることです。細胞や血管、神経を治すことは出来ません。早く施術や手術をすると治りやすく、慢性だと治り難いのです。
ですので、医師に「手術をすれば、痛みも痺れも麻痺も治りますか?」と尋ねると、「痛みは治りますが、痺れや麻痺は残る事があります」と言われるのは、このような理由です。
手術でも、当院でもペンチを離してあげたあとは、自己治癒(自然治癒)しかなくなります。
当院に来院された方で、腕に力が入らない方が担当医に「手術をしたら、どれくらい回復が見込まれますか?」と尋ねると「だいたい8割ぐらいかな?」と答えられたそうです。手術をしても、完全に治ることは無く、良くて8割ということです。
しかしながら、「もし、手術をしなければどうなるのか?」ということです。ここが一番の問題です。もし1年の間、痺れや麻痺が続いている状態で手術してもそれ以上治る確率はかなり低い、ということになります。ですので、手術のもう一つの大きいな意味は、「それ以上悪くならないように手術をする」ことです。
手術をせずに、そのまま頬って放っておくと、麻痺や痺れがより色々な所に出て来てくる可能性があります。
例えば、今は左手だけなのに、その後両手に出て来たリ、両足に出て来たリすることもあるので、今のうちに「これ以上悪くならないように手術をしましょう」とい提案になります。つまり「痺れや麻痺を治す為の手術ではなく、今後の予防の為に手術」となります。

当院でも同じ事が言えます。例えば、一年間痺れや麻痺が続いているならば、いくら当院で施術をしても、もう治らない可能性があります。あとは、ご自身の治癒力次第となってきます。ですので、お電話をいただいた際には、「痺れ(麻痺)が半年以上続いているならば、なかなか厳しいと思いますよ」とお伝えします。それでも宜しければ、やってみましょう、となります。
なぜなら、当院に来院してからそのような話をすると、「じゃあ、先に言っといてよ!」となるからです。
先にも書かせていただきましたが、これらは全て持論となっています。当院でも、1年以上続いていた痺れが治った方がいるのも事実です。これは、私の技術力ではなく、みなさんの治癒力次第と考えています。
みなさんの自己治癒力で神経の回復が出来る状態なら改善し、自己治癒力で改善出来ないぐらいの神経の状態ならば、やはり改善は難しいでしょう。
以上が、早く治療をすれば改善の可能性が高く、半年以上痺れが続いた状態からでは改善が難しい理由です。
ですので、痺れを感じたらそのまま放置せず、出来る限り早く医師の診察を受けることをお薦めします。また、当院にご来院いただければ、精一杯施術させていただきます。
ユーチューブ動画は、こちら
【超重要】頚椎ヘルニア、頚椎症 慢性の痺れ・麻痺は治り難いです。早めの治療が重要。
